奨学米さわのはなの田植え
〜さわのはなの田植えが行われました〜
東北芸術工科大学の奨学米として、さわのはなの田植えが行われました。
奨学米とは、奨学金をお米に置き換えて農家が学生を食生活面でサポートするプロジェクトです。
当日はとても天気がよく、遠くに雪をかぶった山々がはっきりと見え、田んぼの水面には青空が映っていました。
今回植える 「さわのはな」という品種は粘り、甘みが強く香りが豊かでとても美味しいお米です。
昭和40年には県の奨励品種とされていましたが、平成9年には様々理由から奨励品種を外されてしまいました。
食べるとおいしいのですが、黄色っぽく見た目が悪いため、それらも外された原因ではないかと推測されるそうです。
奨励品種から外されると、種の流通がなくなってしまうため、存亡の危機を迎えていました。
そこで種の存続のために、100名の農家が立ち上がり「、さわのはな」を守る活動を行っています。
今日はそのうちの一人、「さわのはな倶楽部」の遠藤孝太郎さんと一緒に稲を植えていきます(^^)!
さわのはなについて説明を受けた後、さっそく田植えに入ります!
苗は病気になったとき、選別しやすくするため一本ずつ植えます。
▼なかなか大変な作業・・・苗をしっかり植えるのが難しい!
▼・・・植えるスピードがちがいます(^^;)
▼そして・・・田植え完了!
学生の皆さんお疲れさまでした。
今回植えた苗は種になるお米の苗です。
自分で植えることから携わったお米。
ご飯になったら一粒一粒よく味わって、お米の大切さを噛みしめてくださいね♪