☆水路をめぐる「まち歩き観光」を行いました
ふらり学講座とふるさと史跡めぐりの合同事業として「水路をめぐる"まち歩き観光"」ツアーを行いました。
▽開会行事の様子
ふらり学講座では今年度、地域づくり計画の実践として観光振興や商店街の振興のための取り組みを学習しています。そこで、やまがたアルカディア観光局が取り組むまち歩きツアーを体験することになりました。今回は国の重要文化的景観に選定されている市街地の水路と史跡をめぐる内容で旅行企画を依頼し、ふるさと史跡めぐりとの合同事業として、観光の取り組みと郷土の歴史を一緒に学べるツアーにしました。
▽ピンクのルート約4kmを歩く2時間30分のまち歩きです。
案内はボランティアガイド「ながい黒獅子の里案内人のみなさん」。まち歩きをプロデュースする「チーム・アルクNAGAI」にも協力いただきました。
新型コロナ感染症対策として、検温と体調チェックシートの記入を行い、そして少人数の3つの班に分かれての活動です。
▽班ごとに時間差でスタート!
長井の市街地は水路がいっぱい!木蓮川や平野川をさかのぼりながら裏道小道を歩いていきます。洪水によってつくられた河岸段丘があり、地形や地名にも痕跡を見ることができます。
大型のスーパーマーケットがなくなったことで、裏手にあった木蓮川に陽が当たるようになり、今年は梅花藻がきれいだったそうです。魚もたくさん泳いでいました。
▽甘いものを食べて休憩。観光局のまち歩きではこうしたおもてなしの時間を入れているそうです。
▽大樋川と野呂川の立体交差水路。水量も多く見ごたえがありました。
▽薬師寺や白山神社など、水路に縁のある史跡もめぐりました。
堀がめぐらされていたという荒館跡では、鬼門の方角に作られたという稲荷神社が、今も当時の土塁の高さのままになっていて皆さんびっくりしていました。
▽水路脇の小道は初めて通る人も多く、新たな発見に興味津々でした。
タスで休憩をとり、ラストは堤防を道の駅に向かって歩きました
▽到着した班から記念撮影♪
さすが観光局のまち歩きツアー!2時間30分ぴったりで道の駅に到着しました。
天気にも恵まれ、気持ちよく歩くことができて「良かった」「また参加したい」といった感想をたくさんいただくことができました。
ご参加いただいた皆さん、ご協力いただいた案内人、観光局、チーム・アルクのみなさん、そしてコミセンの専門部員のみなさん、誠にありがとうございました。
山形新聞にも取り上げていただきました
令和2年9月27日(日)の山形新聞に掲載されました。