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またまた 白川? 置賜白川?(2)

最上白川にはこの白川橋と並行して陸羽東線の鉄橋が架かっている。
地図によると白川橋から国道47号を2kmほど下流へ走って左に入ると小国川の左岸に出られ、大堀地区の養護施設の近辺から流入点を正面から見られそうだ。



大堀の最上西公園から見おろす小国川は絶景だ。確かアユ釣りの名所のはずだ。
しかし残念ながら流入点とおぼしきあたりは鬱蒼としたスギ林の急斜面で立ち入れそうにない。



右岸からのアプローチを試みた。
田んぼの間のトラクター道路のような砂利道を走り流入点に近づいた。
堤防をおりるとすぐに葦などの水辺の丈の高い植物の茂みが始まり、足元まで水が来ている。
流入点には我が白川のような河川敷や広い河原が存在しないのだ。葦の葉先越しに水面が辛うじて見えるのみである。長靴の準備もなく流れに入るのを断念した。



流入点付近を除けばよく手入れされているし、渓流公園やキャンプ場の設備などが設置されていたり、水はきれいだし、最上白川が地域の人に親しまれ大事にされていることが伝わってきてうれしくなった。

わたしたちも白川という自然の贈り物を誇りに思い、大切にして子や孫の世代へ引き継いでいかなければならないと改めて感じ入った次第の顛末。

出かけたついでとはいえ、準備が周到でなかったことは大いなる反省点。

2016.07.08:[案内人新着]
偏屈老人
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