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撞木橋

大町と栄町の間をながれる木蓮(もくれん)川に架けられた橋。
室町時代の初期は野川の川幅が広く、二つの川の合流点に、摂取院の大門に向って約170mもある長い木橋が架けれていました。

鐘をたたく撞木というT字型の仏具に橋の形が似ていることから名づけられたとのこと。もともとは橋の下が川の合流地点でした。

現在の橋は、昭和6年に替えられ先の大戦で供出した常夜灯を、戦後30周年記念事業として大町の有志が昔の「ともしび」形に復元し、建設省から「手作り郷土賞」を受賞しました。

4月中旬頃には橋のたもとにある枝垂れ桜の開花時には風情のある風景がご覧になれます。

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