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長井橋

長井橋は最上川に架けられた国道287号の橋です。
明治15年、最上川本流に長さ170m、幅4.5mの木橋が町の有力者の出資で架けられ、渡り賃として、一人2銭、馬4銭、車6銭の渡り賃がかかりました。木道は大洪水のたびに何度か一部が流されるようになると、鉄橋化の運動が始まり、昭和6年に当時としては珍しい長さ232m、幅5.5mの鉄のアングルに支えられた長井橋が完成しました。昭和後期になると交通量の増加や車の大型化や急こう配と急カーブによる交通事故の増加から、新長井橋の建設運動が起こり、現在の長井橋が昭和63年に完成しました。
橋の両端には、郷土出身の彫刻家長沼幸三氏の作品「長井橋 今と昔」が飾られました。橋の東の入り口には最上川舟運時代の長井商人が、橋の西側の入り口にはアヤメ・ツツジ・ハギに「水と緑と花のながい 活力とやすらぎのまち」の文字と現代の少年少女を表したブロンズ像が設置されています。
橋脚部の歩道にはバルコニーと花壇が設けられ、毎年地元のボランティアの方により花が植えられています。

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長井市観光協会
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