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總宮神社本殿

あやめ公園南東の高台に、延暦年間(782〜802)に創建されたと伝えられています。その後文禄年間(1592〜1596)下長井諸郷の神社を合祀し、惣宮大明神と称しました。現在の本殿は天明2年(1782)に米沢藩(藩主上杉鷹山31歳の時)の援助により竣工しています。鷹山治世下に建立されたのが總宮神社本殿なのです。三間社流(さんげんしゃなが)れ造り銅板葺き、妻面桁(つまめんけた)や木鼻(きばな)の彫り物、向拝(こうはい)両端の海老虹梁(えびこうりょう)など、総欅造りの格式高い建築です。明治13年(1880)西置賜郡内唯一の県社に指定、今日まで地域内外の人々により尊崇を受けています。また、「天地人」のドラマの主人公であった直江兼続(かねつぐ)が戦勝を祈願して植えたとされる「直江杉」が今も境内にそびえ参拝者を迎えています。長井市文化財。

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